カテゴリー: サーバ
mini-ITX用4ドライブNASケースがやすい
Oracle Linux 8が出たので入れてみたメモ
Oralce Linux 8が出たので仮想環境に入れてみたりした。
IPv6を有効にした状態でgmailサーバ宛にメールを送るときに逆引きホスト名設定が必須
gmailのユーザ宛にメールを送ったら下記の様なエラーメールになった。
<ユーザ名@gmail.com>: host
gmail-smtp-in.l.google.com[2404:6800:4008:c04::1b] said: 550-5.7.1 This
message does not have authentication information or fails to pass 550-5.7.1
authentication checks. To best protect our users from spam, the 550-5.7.1
message has been blocked. Please visit 550-5.7.1
https://support.google.com/mail/answer/81126#authentication for more 550
5.7.1 information. 10si1914162pgp.78 - gsmtp (in reply to end of DATA
command)
これは、送信に使用したメールサーバのIPv6アドレスについて、PTRレコード(逆引きホスト名)が設定されていないことにより発生していた。
解決策は2つ
その1:IPv6の逆引きホスト名を設定する
その2:IPv6でメールを送らないようにする(IPv4のみを使うようにする)
Windows Server上でIISを使ったWordPressサーバを作る
途中まで書いたところで、書く場所を間違えていたことに気がつくなど・・・移植面倒だからこのままでいいや
Windows Server上でIISを利用したWordpressサーバを立てるという話、既存の書いてある情報がイマイチだったので、実際に試してみた。
2021年1月14日追記: WindowsServer2019で試みたところ、インストールが完了しない状態となりました。
結論的なところ
・インストールはWeb Platform Installer 5.1を使うと、phpインストール、IISインストールとポート80番で公開するためのIIS設定も含めてやってくれる
・php 7.1.25(x86)がインストールされるがプログラム一覧には出てこない
→ 2020/07/14時点(2021/01/14でも同じ)では php7.1.29(x86)
php 7.1だと下記の様に警告が出てしまう
・MySQL Server 5.1とMySQL Connector Net 6.9.7がインストールされ、こちらはプログラム一覧に出る
・WordPress 5.0.3がインストールされた(2019/05/24時点)
→ 2020/07/14時点ではWordPress 5.2.1
・WordpressのWeb管理画面からのアップデートは難しい
・php,MySQL Serverのアップデートは自分達でなんとかする必要がある。
設定手順
その1: Windows Serverのセットアップ
Windows Serverを適切にセットアップする。
その2:Web platform Installerを実行
Microsoft Web Platform Installerを入手する。
「Install this extention」のリンクをクリックするとv5.1用のセットアップがダウンロードできるので、実行する。
スタートメニューに「Microsoft Web Platform Installer」が追加されるので、実行する。
まずは下記ような「スポットライト」のところが表示される。
右上の検索ウィンドウに「wordpress」と入れて検索する。
表示される「WordPress (英語)」を「追加」する。
「インストール」をクリックすると、これからインストールするMySQL Serverの管理ユーザrootにつけるパスワード入力を求められるので、パスワードを入力する。
次に下記の様な「前提条件」と「直接ダウンロードリンク」なんてのが表示されるので、一瞬手動でインストールしなきゃいけないの!?とか感じるけれど、これはMicrosoft製品じゃないものをインストールすることによる確認のため。
「同意する」を選んで進める。
必要なファイルのダウンロードとインストールが開始されます。
IIS上のどこにWordpressを登録するかを指定します。
WordPress上で使用する各種パラメータを設定します。
「続行」をクリックするとWordpressがインストールされます。
セットアップが完了し、インストールされたものの一覧と、WordPress用に作成されたMySQLデータベースの名前/ユーザ名/パスワードを確認します。
(2020/07/14に再実行したところ、上記ではPHP 7.1.25(x86)となってりうところが、PHP 7.1.29(x86)に変わりました)
その3 インストール後の状況
インストール後、スタートメニューにはこんな感じでプログラムが増えます。
プログラム一覧には以下の様になります。(vSphere環境上なのでVMware Toolsがいます)
2020/07/14に再実行したところ、Visual C++の再配布DLLの名称が変わっていました。それ以外は同じですね。
その4 WordPress初期セットアップ
「http://IPアドレス/wordpress/wp-admin/install.php」にアクセスし初期セットアップを実行します。
MySQLデータベースへの接続設定は完了している状態なので、管理者ユーザ名とパスワード、メールアドレスの登録となります。
その5 追加設定
標準設定の場合、個別記事へのリンクが正常に動作しません。
[設定]-[パーマリンク設定]の「共通設定」にて「基本」に変更することが最も設定が面倒くさくない対応となります。
アップデート問題
WordPressのアップデート
WordPressのWeb管理画面にアクセスすると、以下の様にWordPressのアップデートが検出されます。
しかし、更新しようとすると、下記の様にftpによる接続情報が求められます。
IISのftpサーバ機能を有効にするという手もあるんでしょうけど、アップデートのためだけに有効にするのもリソースの無駄遣い。
CLIによるアップデートで対応できます。
「WP CLI」というコマンドラインでWordPressをアップデートするためのツールが提供されているのでそれを利用します。
標準設定のままWordPressをインストールすると「C:\Inetpub\wwwroot\wordpress」にWordPressがインストールされています。
で・・・WP CLIのページからwp-cli.pharをダウンロードして適当な場所に置きます。
コマンドプロンプトを開いて「cd c:\inetpub\wwwroot\wordress」に移動したあと
「php C:\User\Administrator\Downloads\wp-cli.phar core update」と実行すると、WordPress本体がアップデートされます。
プラグインのアップデートは「 php C:\User\Administrator\Downloads\wp-cli.phar plugin update –all」で行います。
テーマのアップデートは「 php C:\User\Administrator\Downloads\wp-cli.phar theme update –all」です。
このほか、翻訳のアップデートがある場合は「(略) language core update」「 (略) language plugin update –all」「 (略) language theme update -all」を実行します。
phpのアップデート
インストールされたphpはphp 7.1.25 MSVC14 x86だった。
php公式の「Windows版ダウンロードページ」にはphp 7.1.xの最新版として7.1.29がある。
このうち「VC14 x86 Non Thread Safe」が元々インストールされていたもののにあたる。(なお、 VC14 x86 Thread Safe の方は「ZTS MSVC 14 (Visual C++ 2015) x86」という表記となる)
phpはインストーラ形式ではないため、zipを展開し、「C:\Program Files (x86)\PHP\v7.1」にインストールされているものと中身を上書きすることで、アップデートとなる。
2020/07/14追記
現在のWordpressではphp 7.1は非推奨であるため、PHP 7.4.xを使用しようと思ったのだが、単純な入れ替えでは、IISのエラーとなって実行できなかった。
MySQLのアップデート
MySQLの 「Windows版ダウンロード」から「mysql-installer-community-???.msi」のファイルをダウンロードしてインストールすればアップデートされそうだったのですが、エラーでMySQL Serverのアップデートは失敗。
MySQL Connectorのみアップデートできました。
なお、「Windows (x86, 32-bit), MSI Installer」とダウンロードページにありますが「Note: MySQL Installer is 32 bit, but will install both 32 bit and 64 bit binaries.」とも記載されているようにダウンローダが32bitなだけとなります。
「Reconfigure」をクリックしたらエラーになってしまいました。
エラー内容は「Bug #81594 installing error “Package has already been queued”」と同じでした。
2020/07/14実施時
mysql-installer-community-8.0.21.0.msi を使ってみたところ、Reconfigureはできるようになりましたが、MySQL Server 5.1.73の設定変更を行えるだけでアップデートはできなかった…
右下の「Catalog…」ボタンをクリック
「MySQL Server」を選択し、右側の「Update …」をクリック
…Catalog更新しても、アップデートがない、と言われてしまう…
「MySQL 8.0 Reference Manual」の「2.11.10 Upgrading MySQL on Windows」に答えがあった。
MySQL Installer does not support upgrades between release series, such as from 5.7 to 8.0, and it does not provide an upgrade indicator to prompt you to upgrade.
2.11.10 Upgrading MySQL on Windows
残念…
Beijing LINXという中華圏のLinux
NetBackupの「OS Software Compatibility List」を見ていたら「Beijing Linx Software Corp Linx」の「Linx 6.0 Update 60以降に対応」といった記述を発見。
調べて見ると「北京凝思科技有限公司(LINX-TECH)」という会社で作っているようで「服务与支持 > 软件下载 > 操作系统」で凝思安全操作系统V6.0.42、凝思安全操作系统V6.0.60、凝思安全操作系统V6.0.80のISOがダウンロードできるようだ。
LINXの詳細を探してみると「凝思产品 > 通用产品 > 凝思安全操作系统 > 凝思安全操作系统V6.0.60」というのがあって、CPUアーキテクチャ的にはx86_64,i386,PowerPC(PPC),IA64(Itanium),MIPS,Godson(龍芯/Loongson),SPARCにも対応してるらしい。ソフトウェアパッケージはdeb形式。
また「凝思产品 > 通用产品 > 凝思安全操作系统 > 凝思安全操作系统V6.0.80」を見てみると、kernel 4.9.0で、対応CPUアーキテクチャはx86_64,i386,PowerPC(ppc64el,powerpc),MIPS,ARM(armel,armhf,arm64)に変わっていた。
下のバージョン変化の割りに結構大きな差があるようだ
Intelチップ使用の6ポート1000Base-T NIC LRES2006PTが$202.34
SolarisのCDE画面
ちょっと確認したいことがあったので、ESXiの上でSolaris10 x86を起動してみたりするなど。
久しぶりだったのでisoイメージのマウント方法がなかなか思い出せなかった・・・たしかl~admだから「ls /usr/sbin/l*adm」で探して・・・「lofiadm -a isoファイル名」、デバイスが/dev/lofi/1だから「mount -o ro -f hsfs /dev/lofi/1 /mnt」・・・うん、OK!(hsfs = High Sierra File System)
— OSAKANA TARO (@osakanataro2) 2019年2月25日