Windows 10 on ラズパイ4で使えるRAM領域を1GB以上にする

なんとUSBドライバのUSBXHCI.SYSを書き換えることで3GBまでを使えるようにする、という大技が開発されました。

書き換えには「winpatch」という今回のために開発されたものを使います。

これは何をやってくれるのかというと、普通にやると書き換えできないドライバのファイルを、ドライバ署名を除去して、ファイルを書き換えて、自己署名をする、というものです。

で、どういった部分を修正しているかというと、ハードウェア操作用のメモリ空間操作を32bitアドレスでやっているところを、64bitアドレスでやるように変更しています。

ただ、この修正をするとドライバ署名が自己署名になってしまうので、Windows 10起動時のドライバ署名の確認を無効化する必要があります。

PD給電も可能な安いType-Cハブ

Windows 10 on ラズパイ4を実験するにあたってUSBハブを2個使っているのですが、面倒くさいので1つにできないかなぁ、と探したところ1100円でいい感じのものがあったので買いました。

Windows 10 on ラズパイ4で偽春菜を動かす

関連記事:「あれ以外の何か with “偽春菜”についてのメモ

Windows 10 on ラズパイ4のメモ

ラズパイ3用UEFI設定で失敗

ラズパイ3のWindows 10 on ARMを動かす際、速くならないかとUEFI設定にあるSDカード操作用のパラメータを調整したらカードの読み込みができなくなった+パラメータを元に戻せなくなった。

パソコンに該当microSDカードをさすと読めるので、ファイル書き換えでなんとかなるのかな?と調べて見たけど、わからない。

とりあえずUEFIの新しいバージョンが出ているようだったのでUbuntu上で環境を整えてコンパイルしてラズパイ3用の新しいUEFIファイルを生成してmicroSD上のファイルと置き換えた。

これにより、起動するようになった。

ラズパイ4でWindows 10 on ARMを動かす方法

ラズパイ4でWindows 10 on ARMが動き出す

しばらく前に、ラズパイ4用のUEFIがリリースされたのですが、それを利用してWindows 10 on ARMの起動に成功した人が現れた。

なお、まだドライバがそろってないので動作は微妙らしい

ラズパイ4向けWindows 10 on ARMってあるの?(まだ無い

調べた感じだと、Windows 10 on ARMを動かすには、所定の機能が備わったUEFIが必要で、それが出来たあとに各デバイス用のドライバを開発する、という感じになるようだ。

で、現状はラズパイ4向けのUEFIが先月リリースされた、というところのようだ。

中華PCメーカPiPoからWindows on ARMの2-in-1タブレットが$300程度で登場!?


2020/01/17追記

メーカの製品ページがあったが、発売された形跡は無し。


2021/01/25 ついに販売され始めたそうで・・・ただし$443.73