あなたは天地無用が題材になっているトレーディングカードゲームの存在を知っていますか?
それもちゃんとPIONEERのロゴが入ったやつです。
こういうやつなんですけど、ご存じないですよね・・・
というわけで、「天地無用! Advent Calendar 2020」の16日目の記事となります。
今回ご紹介するのは「Any-mayhem」です。
ん?天地無用じゃないキャラがいる?
そう、このカードゲーム、当時パイオニアがアメリカで販売していたアニメである天地無用、エルハザード、バブルガムクライシス、らんま1/2から75枚のカードが取られているというなかなか謎な構成をしています。
なんで持っているのかというと、1996年頃にMTGのカードを輸入した際に、ついでに変わったものも一緒に買っていたので、その中の1つなのです。
天地無用とエルハザードが入っていたので、「Set 0」のスターターとブースターいくつか買ったわけなのですが、なんとルールが付属していなかったのです。
おかげで届いたけど、遊び方が分からず死蔵されていました。
最近になって調べて驚いたのですが、Set 0の後に「セット1:アーミテージIII、ドミニオン、あっ女神さまっ!、幽幻怪社、プロジェクトA子」、そして「セット2:ドラゴンボールZ」が出ていました。
そして、それぞれのタイミングでルール大改正が実施されたものの既存カードと新規カードでの不整合の問題とかいろいろあったようで大変だったみたいですね。
ルールなどの詳細については「Ani-Mayhem Online」というサイトで見てもらうとして、
このトレーディングカードゲーム・・・
見てわかるように・・・
めっちゃ
アニメのキャプチャを加工して使っているんです。
このトレーディングカードゲームのために描き下ろされたような絵は1枚も存在していないようです
「Great Seito Bridge」…絵から察するに瀬戸大橋でしょうね。
ちなみに、他のアニメはこんな感じです
らんま1/2
エルハザード
バブルガムクライシス
….
改めてカードテキストを見てみると、バケツの絵が「プリーストスキル か +1を既存のスキルにする」ってよく分からない(これはバブルガムクライシス由来らしい)
アイテムカードじゃないものでも、似たようなスキルを変えるカードがあったりしたようです。
こんなゲームなので、日本で話題になることはなく、アメリカでも有名ではないような感じですね。
そんな20年以上前のトレーディングカードゲームのお話でした。