FDトランスファー2の写真が回ってきたので、手元にあるNTT技術史料館で撮影した写真を見てみたらそいつはFDトランスファーだった。
違いはなんだろう?と話していたら、FDトランスファーの製造元であるYAMAHAのtwitterアカウントが違いを教えてくれた。
FDトランスファーのあとに、40MBハードディスク搭載のFDトランスファーEXというのが出た。これは複数枚のフロッピーをいっぺんに送信できる、という機能を持っていた。
そして、「ポーリング機能」を使い、ハードディスク内の任意のデータだけをもらう、ということが出来るとのこと。
FDトランスファー2では、このポーリング連携機能が搭載され使いやすくなったものである模様。
FDトランスファーEXのBBSに、FDトランスファー2からアクセスしてフロッピーをもらってくるようなイメージになるようだ。
・・・・自前のTAKERUか?
ちなみに、話の発端はColorful Pieces of Game「ディスクファックスのコト」だったり
1990年ぐらいにISDN経由でフロッピーデータを転送できる専用装置ってどんなものがあったのか調べてみた結果、Google検索範囲で発見できたのは下記3つ
「ISDN機器の設計と測定評価技術」の中に「第8章 FD転送装置の設計と応用」
日本電気「ISDN対応フロッピーディスク転送装置AtermDIX」(論文が1992年だけど製品化がいつか不明
川合 歩さんの紹介に「ED-CONTRIVE社設立 世界初のフロッピーディスク高速転送装置DIX(ディックス)の発明」(1988年)
最初のやつはYAMAHAの事例っぽい。
ED-CONTRIVEと日本電気のやつは「DIX」という名称が被っているので、技術面で繋がりがあるんだろうか?
とはいえ、これ以上の情報が見当たらず謎が多い